CBDやCBDオイルの効果について
2022.05.12

ここ2~3年で健康や美容の分野でCBDが日本でも注目されるようになり、痛みの軽減や心身ともにリラックスできる効果が認められるようになりました。
そこで、CBDについてより知識を得たい人の為に、CBDの最新情報をお届けします。
まずはCBDやCBDオイルって何?という基本的な知識をお伝えしますね。
CBDは「カンナビジオール」の略称で、(薬用大麻以外の)麻に含まれる多数のカンナビノイド(140種類ほどある)の1つです。
また、CBDをココナッツオイルやMCTオイル、カメリアオイルなどの油に混ぜた製品をCBDオイルと呼びます。海外ではCBDオイルというよりもTinctureと呼ばれることが主流です。
しかし現在では、CBDがもともと大麻の植物から取れる成分だと聞いて、警戒心を抱く人もいるかもしれません。
それは、「大麻」という言葉から、すぐにドラッグをイメージしてしまうからです。
実は、大麻の主成分はTHC[テトラヒドロカンナビノール]と呼ばれるカンナビノイドで、CBDとの違いは、THCは吸入すると精神的な「高揚感」が得られるが、CBDはそうではない。
そういった大きな違いがあります。
CBDは合法ですか?
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
大麻が合法とされていないのであれば、同じ植物であるCBDはなぜ合法なのでしょうか?
確かに、CBDと大麻が別物だとわかっても、本題の疑問は残ります。”大麻の成分なのに、どうしてCBDが合法になるのか?”
現実には、国によって法制度や規制が異なります。特にアメリカでは州によって法律が違うので州により合法なところも多くあります。
例えば、アメリカでは2019年にヘンプ栽培の規制を撤廃するなど、大麻に対して寛容になってきています。
上記に記載したように、大麻の使用そのものを禁止している州もあれば、医療目的に限って使用を認めている州もあり、その他州法によって扱いが異なりますが合法になってきているところはここ近年で急激に増えています。
日本では現在、CBDに関する規制はありませんが、CBDが注目され、多くの人が利用するようになると、近いうちにCBDの利用に関するガイドラインが制定される可能性はあるかもしれません。
実際に弊社はCBDをアメリカから輸入をし、厚生労働省の確認や食品輸入許可書を取得しておりますが、それは年々厳しくなっていることを実感しています。
どちらにしても、今まであまり知られることのなかったCBDが突然世界で急上昇したため、各国も様子見が多く、法律が今後どのように変化していくのか、注視していくことが重要でしょう。
CBDやCBDオイルのメイン効果・効能
CBDはストレスを和らげる
現代社会では、多くの人が日常的にストレスや緊張を感じています。したがって、CBDオイルは、気持ちを和らげ、前向きにさせるためのサプリメントとして有用であると言われています。
CBDは不安を軽減する
CBDは神経に作用し、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質への反応に関与します。その結果、CBDは天然の不安軽減剤となります。
CBDは精神疾患の治療にも期待されています
米国を中心に各地でいくつかの臨床実験が行われ、いくつかの精神疾患に対して、偽薬治療と比較してCBD治療を行った患者の方が良い結果を示しました。
また、CBDが統合失調症の精神病症状を緩和したという報告もあり、マウスを使った実験では、CBDがセロトニン受容体を活性化することでうつ病に対して効果的に働くことが確認されています。
CBDは不眠症の治療に役立つ
実際、CBDが不眠症の人の睡眠時間を長くすることを示す実験結果があります。
また、大規模な臨床試験において、CBDが睡眠を改善したとの報告もあります。
1ヶ月後には、66.7%の患者さんが睡眠の改善を報告しています。
CBDは依存症や中毒を緩和することができる
例えば、世界的に依存性が高く健康を害するとされているタバコについて、CBDはその消費量を減らす効果があることが分かっています。
アルコールに関しても、ラットを用いた他の実験により、CBDが消費量を減らし、依存症の再発を防ぐ効果があることが示されています。
CBDが痙攣を抑え、てんかんなどの発作に有効である可能性
2016年の海外の研究では、200人以上のてんかん患者さんにCBDを経口投与しました。その結果、てんかんの発作が全体的に有意に減少したことが確認されました。
CBDは神経を保護し、神経変性疾患の治療に有効である可能性があると言われています
成人の脳内の神経細胞は、時間の経過とともに徐々に失われていきます。
神経細胞の劣化は、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患の原因となる。
しかし、アルツハイマー病に対しては重要な結果が得られており、CBDが炎症を抑え、認知機能の低下を防ぐ可能性があることが知られています。
CBDは痛みと炎症を和らげる
CBDは、身体の損傷による痛み、体内組織の炎症による痛み、神経損傷による痛みなど、様々な種類の痛みを緩和することが既に知られています。
CBDはニキビなどの肌荒れに効果がある
ニキビには、思春期にできるものと、大人になってからできるものがあるそうです。
そして、その両方の予防や治療にCBDが役立つ可能性があると言われています。
CBDはアンチエイジング効果がある
例えば、体内の酸化や糖化を防ぎ、「くすみ」「シミ」などの肌トラブルを改善する。
肌のターンオーバーを促進し、古い角質を除去して肌をなめらかにする効果もあると言われています。
そして、まださらに多くの効果や効能が見つかっています
例えば、より多くの研究や実験が、CBDが癌治療にさえ有用であることを示す傾向にあります。実際、CBDが癌の症状や癌治療の副作用を緩和するのに役立つという説があります。
CBDが抗がん剤などの化学療法の副作用を軽減するのではないかと言われています。
化学療法を受けるがん患者の多くは、吐き気や嘔吐に悩まされています。CBDはそのような化学療法の副作用に効果があることが示唆されています。
その結果、CBDやCBDオイルは既に様々な健康への効果が認められており、今後、世界や日本での普及が進むことが予想されます。
そして、その期待が高まるにつれて、さらなる研究が進み、さらに注目されるようになることは間違いないでしょう…
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