カリフォルニアのマリファナ市場の現実

日本では『世界的にグリーンラッシュ』と言われていますが、
なかなか生々しいリアルなマリファナのニュースが入ってこないと思うので、
今の現状を少し記載させて頂きます。
日本はマリファナに対してあまりなじみがないですが、CBD産業が増えつつあるので、
知識として知っておいてほしいと思ったので一部記事にしておこうと思いました。
昨年だけでも、カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡
(アメリカ合衆国カリフォルニア州南部に位置する郡で砂漠地帯。
要はマリファナの産地としても有名)である法執行当局は 1,100件近くの違法な栽培場所と
8,600件を超える違法な栽培温室を確認し逮捕に至っています。
これには、140 万本以上の大麻植物、97 トンの加工マリファナ、
175 ポンドの濃縮大麻の押収が含まれ、
推定価値は 10 億ドル以上(現在の日本円にして1400億円以上)となっています。
違法な屋内で栽培されたマリファナは、
屋外で栽培された製品の 2 倍の価格で販売されたりもしました。
【最も知っておいてほしい事】
合法で栽培されたマリファナは高い税金と高額な参入コストがかかる為、
近年では、違法に生産されたマリファナをより安い価格で販売するディーラーが殺到し
逮捕も後を絶ちません。
ガビン・ニューソム知事は今年初めに栽培者に対する「栽培税」を撤廃しましたが、
郡は引き続き州独自の栽培税を課すとのこと。
合法的にマリファナを栽培しているとこの『栽培税』というものが課せられるので、
市場に出回る合法なものは決して安い金額ではないということがわかるかと思います。
この、栽培税というのは州によって%が違ってきますが、平均して34~35%と言われいます。
35%も税金でかかると、業者としてはかなり痛いはずです!!!
この35%の税金を考えながら商品の価格をつけるとなると、
それなりの金額での販売が考えられます。
「州の合法化された栽培場所の数と比較して考えると、
薬局にあるマリファナの 70% または 80% 以上が違法に栽培されています。」
とサンバーナーディーノ郡保安官局はコメントしています。
要するに、私が言いたいのは、CBDを扱っている業者、輸入者は代理店を信用するのではなく、
必ず『どこの州の誰の畑で生産されたマリファナか』って事が重要だということです。
グリーンラッシュは今やアメリカでは数兆円市場であり、
これからどんどん研究結果が出され、医療にも美容にもヘルス業界にも
参入されると想定されていますが、
マリファナが合法化されると同時に違法なマリファナ市場も比例されてくるということです。
安くで手に入る違法な畑の栽培は、安くで手に入るから業者的にはとても助かります。
グリーンラッシュ世界で、もっともトップを走るカリフォルニアにも
沢山の危険があるということも知っておくことが大切です。
近年、アメリカではそういったニュースが多く、
昨日も特集があったのでご参考までに
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